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【大動脈解離って?】先日大阪梅田で起こった事故は大動脈解離の突然死だった。 [大動脈解離]

先週木曜日のお昼に大阪梅田で起こった事故。

この事故の原因が大動脈解離の可能性が高いようです。


大動脈解離は聞きなれない病名ですが、
実は、大動脈解離は日本人に多い疾患で、
循環器疾患による突然死では、心筋梗塞に次いで
2番目に多い死因とされています。


突然死を引き起こす原因は、心臓や血管の病気であることが多いので
今回の運転手の突然死も心・血管系の可能性が高いです。


関係者によると、この運転手を搬送する救急隊が
「大動脈解離の症状がみられる」との情報が入っている様子。


司法解剖すると大動脈解離かどうかは判断がつくようです。



今回の事故を通してあらためて
大動脈解離について調べてみました。


大動脈解離とは?


大動脈の壁に亀裂(きれつ)が入り、壁が内膜と
外膜とに分離されてしまう病気のことです。

つまり、

大動脈壁の内層(内壁)が裂ける病気です。


突然に発症する場合は急性大動脈解離と呼ばれ、
急性心筋梗塞(しんきんこうそく)とならんで、
すぐに対処が必要な循環器の救急疾患のようです。


急性大動脈解離が起こった時には、
突然の激しい胸や背中の痛みがあり、
動脈の壁が分離されるために、手足の動脈への血流が悪くなり、
手や足の激しい痛みが突然に現れてくることもあります。


大動脈解離は高血圧がある人に起こりやすいといわれています。


今回事故を起こした運転手は高血圧で薬を服用していたようです。
また、マラソン大会に出場するなど、一見健康そうな様子でした。


高血圧の人が全員、大動脈解離になるわけではないですが
その危険性が高いということです。


日常、高血圧の人でも普通に車を運転しているので
突然、大動脈解離で死亡することを考えると
うかうか道路を歩けなくなります。


このように考えると
高血圧や心臓・血管系の病気の人は
運転禁止とした方がいいと思いますが、
必ず、大動脈解離や急性心筋梗塞を発症するわけでもないので
ひとくくりに規制するのも問題です。


車が仕事や生活のために必要な場合があり、
運転中の突然死をゼロにすることは不可能のようにも思われます。


生き物である人間が運転する以上、
事故を防ぐには限界がありそうです。


今後、テクノロジーの発達で自動運転が可能な車や、
運転手の健康をモニタリングし、急病の発生を察知する装置の開発などが
できることを期待したいです。


運転中の突然死による事故というのは、
何もてんかんのような持病がある人だけが引き起こすのではありません。


車を運転する限り、誰にでも運転中の急病は発生するのだということを
今回の事故は気が付かせてくれました。
























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